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◆ 「姓名」と「氏名」は違うのよね。


MYRATH ~ Believer (2016)


なんと、チュニジアのプログレ・バンドだそうで、
なるほど確かにヘビ使いが笛を吹いてるみたいな、
アラブ特有のリズム!w





8月 10日付(日付は間違ってるかも知れません)『朝日新聞』の朝刊に、「夫婦別姓」に対する 3人の記事が載っていました。

普通一般の人々にとっては、あまり関係がない問題ですが・・・


で、新聞に載った 3人の記事を読んでみると、一番肝心なことがスッポ抜けている。

「戸籍制度があるのは日本だけ」ということ。


中国では「農村戸籍」「都市戸籍」というのがあって、農村戸籍の人は、都市戸籍には入れないという、農民人口を守るためのものですが、段々と形骸化してきているそうです。

結婚による苗字はそれとは別で、中華文明には絶対の「宗族」という、一族郎党の血縁だけが頼りという歴史があるため、その証拠(?!)である苗字は結婚しても変えることは出来ませんから、夫婦別姓です。


日本の歴史では、世界に先駆けた「核家族」だったそうで、現在の核家族という意味とは違い、「祖父母・父母・子供たち」という、一つの家族が、一つの家に暮らしていた。

これは昭和初期頃まで、農民人口が 80% だった為でしょうか。

諸外国の多くは「共同生活」だったり、狩猟民族や牧羊民族などは一か所に留まることが少なかったりしますからね。


近代になって「登録制度」が出来るまで、日本だけでなく世界中が、「○○どんの△△が、☐☐どんの××と結婚した」みたいな感じで、特に苗字がなく、武士とかはあっても自由に変えることが出来た。

ほら、歴史上の人物なんかでも幼児期、青年期、出世して・・・みたいに名前がいくつも変わってるのが多いでしょう。


やがて国家というものが整ってくるに従って、登録するようになった時、諸外国では「個人の姓名」を役所に届け、結婚した時は教会に届ければいいだけなんてのもありますが、日本では、慣習的な「家」というものを1つのくくりにしたんですね。

「〇〇どん家(ち)」が「◎◎家(け)」になったのです。

つまり、その時に、一般大衆(人口の、ほぼ 93%)は「氏名」を持ったのです。


しかし、「農民 80%」の民族性はそうそう変わりませんから、一つの家に祖父母・父母・長男・次男・三男・・・」とか暮らして、家族総出で田畑を耕して、やがて祖父母が亡くなり、父母が亡くなり・・・となった時、「田畑を守る」という使命が残ります。

で、「長男あるいは長女が相続する」という決まりが出来た。次男、三男・・・などは田畑の一角を分けてもらって分家するとか、大阪の商家に奉公に行くとか、えとせとら。


この「制度」が、農民人口が 10% を割り、しかもその大半が 65歳以上という、農業崩壊の 2018年の日本に、残ってるんですねぇ・・・

つまり、「遺産相続」も「家単位」なんです。

これが他の先進国では「個人単位」で、「遺言」なんです。


別姓だろうと、それぞれの連れ子が、それぞれ別々の苗字だろうと、なんだって構いませんが、「相続が絡む」という日本の制度を、くれぐれも、お忘れなく。

しかもその法律たるや、日本の慣習に添った明治の『日本帝国憲法』ではなく、共産主義者が紛れ込んでいた GHQ 制作の『日本国憲法』ですから、家も資産も解体、みんなで山分けの「等分」なんてのですから、大変ですよ~・・・


ちなみに、ドイツでは結婚したら、妻は夫の苗字にしなくてはならない法律でしたが、近年、「妻の苗字もOK」となりました。

その点、日本は最初から、どっちでも良かったのですから、日本の方が進んでました。

ドイツではその時、「別姓も OK」となったのですが、普通一般では、それまで通り夫の苗字にする人たちが多く、家族も同じ苗字が多いそうです。

遺産相続は他の欧米諸国と同じく、「遺言」だろうと思います。


そういえば中東なんかでは、長男が全て相続なんて国もけっこうあったような・・・

世界 200数カ国では、それこそ多様で、姓名にしても、「自分の名前・父方の祖父の名前・母方の祖父の名前・(妻は希望で夫の名前を入れることができる)」なんてのまであります。

私だったら、自分の姓名をフルネームで覚えられないな \(◎o◎)/!

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