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◆ 〔アフガニスタン〕 タリバン、カブールで自動車爆弾攻撃

タリバン、「米アフガン協定は正当性欠く
カブールで自動車爆弾攻撃

2012.05.03
(http://www.afpbb.com/articles/-/2875667 )

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アフガニスタン・カブールにある宿泊施設を狙った攻撃に使用された自動車の残骸
2012年5月2日撮影


アフガニスタンの旧支配勢力タリバンは2日、バラク・オバマ米大統領とアフガニスタンのハミド・カルザイ大統領が署名した新たな戦略協定について「正当性がない」と拒絶する声明を発表した。

アフガンを1日夜に電撃訪問したオバマ大統領とカルザイ大統領は、首都カブールで北大西洋条約機構(NATO)軍がアフガンから撤退する2014年末以降の両国の関係を規定する戦略的パートナーシップ協定に署名した。

タリバンはウェブサイト「ボイス・オブ・ジハード」に掲載した声明で、カルザイ大統領には同協定に署名する権限はないと明言。この協定を、「権力のない操り人形(カルザイ大統領)が侵略者と交わした正当性のない協定とみなし、可能な限りひどい表現を使ってこれを非難する」と表明した。

また、「イスラム国家アフガニスタンの真の代表として、侵略軍とこれに操られている者たちが完全撤退するまで、協定の全ての内容に抵抗するため、武力によるジハード(聖戦)を全力で続けていく」と述べた。

アフガニスタン当局によると、国際テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が米軍に殺害されてからちょうど1年となる同日、カブールにある欧州連合(EU)や国際連合(UN)などの国際組織が利用する宿泊施設が自動車爆弾で攻撃され、7人が死亡した。

犯行声明を出したタリバンは、毎年恒例の「春の攻勢」の始まりだと宣言した。(c)AFP


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