◆ 八重山日報が「尖閣」の天気予報を独自掲載 国有化5年、要望に応え 

書評
ジャーナリスト・櫻井よしこが読む
偏向の沖縄で第三の新聞を発行する
仲新城誠著
反日勢力に挑む八重山日報の奮闘
2017.88.27
(http://www.sankei.com/life/news/170827/lif1708270011-n1.html )

『偏向の沖縄で「第三の新聞」を発行する』仲新城誠著
仲新城誠著偏向の沖縄で第三の新聞を発行する
産経新聞出版・1300円+税



石垣島を本拠地とする部数約6千の新聞「八重山日報」が沖縄本島に進出した。

本島では「琉球新報」と「沖縄タイムス」があらん限りの偏向報道に明け暮れる。

部数約30万を誇る2大紙の牙城に斬り込んだ八重山日報を歓迎したのが本島の人たちだ。


配達員をねぎらい菓子や果物を手渡す。

新聞離れ、文字離れのすすむ今日、1部の拡張でさえ大変なことだが、八重山日報は本島進出から2カ月足らずで購読数2千部に達した。

2大紙の偏向報道と閉塞(へいそく)した言語空間に県民が辟易(へきえき)していたのであろう。


技術面で八重山日報の挑戦を助けたのがネットである。

同紙は石垣市の本社でデータを製作し、400キロ離れた本島支社とインターネットのクラウドサービスを活用して編集を進める。

メールよりも速く正確だ。


もうひとつ、ネットの力が変えつつあるのがお悔やみ情報の報道だ。

人々は新聞のニュース面よりお悔やみ情報をまっ先に見て、知人友人の悲しみに心を寄せる。

義理は欠かさない。

これが沖縄社会の人間関係の根底を成す。

数頁(ページ)にわたって報じられるお悔やみ情報は広告として沖縄紙に豊かな収入をもたらすが、家族には莫大(ばくだい)な支出である。


八重山日報は、家族の負担軽減のため、葬儀の基本情報などを無料で掲載し始めた。

ネットにも無料のお悔やみ情報サイトが生まれた。

新聞に頼らなくてもよくなれば、2紙離れが可能で、沖縄社会を劇的に変える力になる。


本土の大手紙も敗北し続けた沖縄進出の歴史を、ネットの力で変えることができる。

なんとすばらしいことか。


沖縄の反米軍基地、反自衛隊、反日運動には地元県民よりも本土の左翼活動家が多く押し寄せる

中国、韓国、北朝鮮につながる人々も激しく活動する

日本とも沖縄とも思えない敵対的な運動を2大紙が偏向報道で盛り上げる

読者の思考を制限する情報の壁への挑戦は民主主義の基本を成す正しく知る権利の闘いである。

八重山日報には紙面の充実という基本的課題があるが、それでも私は八重山日報に声援を送りたい。



八重山日報が
尖閣の天気予報を独自掲載
国有化5年要望に応え

2017.09.09
(http://www.sankei.com/life/news/170909/lif1709090020-n1.html )

八重山日報の9月9日付紙面に掲載された尖閣諸島周辺海上の天気予報
八重山日報の9月9日付紙面に掲載された尖閣諸島周辺海上の天気予報


沖縄県石垣島(石垣市)を拠点とする日刊紙「八重山日報」が8日付から、尖閣諸島周辺海上の天気予報の掲載を開始した。

11日に国有化5年を迎える尖閣諸島は同市の行政区域にあり、同紙は、天気予報の掲載を求める多数の読者の声に応えたとしている。


気象庁は尖閣諸島に特化した天気予報は出さず、周辺海域を「東シナ海南部」として発表している。

このため八重山日報は、尖閣諸島周辺海域を東シナ海南部とみなし、気象庁のデータをもとに独自に天気予報のコーナーを設けたという。


紙面では当日の尖閣諸島周辺海域の天候や風向風速、波の高さをイラストとともに伝えている。


尖閣諸島を自国領と主張する中国は、「領有権」を内外にアピールするために一方的に尖閣諸島の天気予報を発表している。


日本でも自民党の山田宏参院議員が今年6月5日の参院決算委員会で、尖閣諸島のみを対象にした天気予報を気象庁が実施するよう訴えた。

これに対し安倍晋三首相は「政治的にではなく、気象庁に検討させたい」と応じていた。


米軍基地問題などをめぐって偏向報道が著しい「沖縄タイムス」「琉球新報」の2紙が君臨する沖縄県にあって、「中立公正な報道の実現」を掲げる八重山日報は今年4月、沖縄本島に進出し“第3の県紙”として硬直化する報道姿勢に風穴を開けた。

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